コンサート会場や結婚式で使用されている大型のハープです。一般的にイメージされているハープです。
その大きさ、音の重量感から、華やかな存在感をはなちます。
グランドハープの大きさ、サイズ
アイリッシュハープが120cm程度なのに対し、グランドハープは2m弱程度あります。
運搬についても複数人で運ぶのがのぞましいです。大型の車かトラックでの運搬になると思います。 家の玄関はまず通らないでしょう。
半音調整について
グランドハープは足元についている７つのペダルを「上」「中」「下」の段差へ、足で黒い部分を踏みはめ込むことで、半音調整をおこないます。上段がフラット、中段がナチュラル、下段がシャープです。
ハープを構えて左から右へ見て、「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」に対応しています。
アイリッシュハープとは違い、手を使わずに半音調整を行えるので演奏中にもスムーズな切り替えが可能となっています。
半音調整を行うときはそれなりに踏み込みが必要なのですが、足が滑りやすい椅子だと支えきれないこともありますので注意してください。（わたし自身、演奏中に椅子だけがどんどん後退していってしまい困った経験があります。）
値段・価格
ものによって大きく違いがあるので一概にはいえませんが、あるグランドハープは１台200万円程度です。
わたし自身もグランドハープを購入したことはないので、わかりませんが…本体価格に加えて、運搬費、車両費もかかると考えられます。
